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小泉泰英によるフィロソフィー

自然栽培の本質は「主客合一」である

2日ぶりのブログです。

今日は「主客合一」について少し語ってみます。

 

なんでかっていうと、この考え方がこれからを生き抜くために

必要になってくると思うからである。

 

主客合一とは、西田幾多郎によって提唱された哲学的概念です。

主体と客体が分離していない状態のことであり、

例えば、親と子のようなことである。

 

親にとっての自分が主体である。

本来、その子どもは自分以外なので客体としてみるはずだ。

しかし親というものは、子供のことを自分と同じように大切にしているのである。

つまり親は子に対して客体ではなく、主体で物事をみているのである。

 

そして、この主客合一の瞬間に人は“愛”というものを感じるのである。

 

この考え方が次の時代を行きていく上で重要になると私はみている。

 

実は自然栽培の本質も主客合一なのである。

自然栽培の定義を無農薬無肥料+愛と定義しているが、

確かにそれは定義としてわかりやすい。

 

しかしもう少し哲学的概念で自然栽培の根幹に迫っていくと、

主客合一が現れてくる。

 

自然栽培での主客合一とは、作物や虫、土に人間がいかにしてなれるかである。

 

害虫などという虫はこの世に存在しないし、人間のための土なんてものも存在しない。

この世の中の全てものものが誰の所有物ではない。

だから自分たちの立ち位置をしっかりと理解して、農業に取り組まなければならない。

そんな時、自分自身が虫になれるか作物になれるかは重要なことである。

 

そしてここに辿り着いた時、

真の自然栽培を理解することができるのではないかと思っている。